堀養蜂園のはちみつAbout Honey
味と香りを引き出す
こだわりの製法
岐阜県東濃地域にて定置養蜂を行う堀養蜂園では、東濃地域ならではの季節と豊かな自然の香りをお届けしたい。そんな思いではちみつの生産を行っています。
重要なのは自然の香りと糖度、濁り、色合い。そこで、私たちはあえて手間暇のかかる「隔王板」を使用した採蜜方法を採用しています。隔王板を使用した採蜜方法は、女王蜂が移動しないように制限する方法で、隔王板で巣箱を2段に区切り、1階は子育て域、2階は蜜の貯蔵域と分けて蜜を集めます。
そうすることで、貯蔵域には女王蜂のいる巣箱のさなぎや幼虫のエキスが混ざらず、よりきれいなはちみつを絞ることができます。採蜜できる量は減りますが、雑味のない、本来の濃厚な香りと甘さをお届けできるのです。
はちみつができるまでGrow Honey
花の種類
はちみつの種類は蜜源の花によって分けられており、「単花蜜」と「百花蜜」に大きく2つ分けられます。
「単花蜜」は名前の通り、大部分を1種類の花から採れたはちみつで、「百花蜜」は百の花と書くように複数の花から採れたはちみつです。花や採蜜地、その年の天候によって微妙な味わいの差が出てくる、
自然ならではの個性的な味や香りをお楽しみください。
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- 山桜
- Yamazakura
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- はぜ
- Haze
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- うわみず桜
- Uwamizuzakura
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- あかしあ
- Akasia
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- れんげ
- Renge
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- 藤
- Fuji
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- ゆず
- Yuzu
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- 冬青
- Soyogo
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- 花々
- Hanabana
養蜂家とみつばちの一年
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- みつばちの活発な春
- みつばち達が最も活発な季節。
春の花が咲き始める頃、花粉や蜜を集めています。一度に自分の体重の半分ほどの蜜を持ち帰り、また花を探して飛び立ち、忙しい日々を過ごします。
みつばち達に感謝しながら採蜜していきます。
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- 女王蜂が生まれる夏
- 一年のうちで、一番みつばちの数が増える時期です。
新女王蜂が誕生し、古い女王蜂は新しい場所へを引っ越しを行います。
春から夏にかけては、私たち養蜂家にとって、一番忙しいけれど働きがいのある季節です!
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- 越冬に備える秋
- みつばちが冬を越えられるかどうかのカギとなる季節。みつばち達は、秋の花粉集めと集蜜の最終期を迎えます。
私たちは、お盆の頃から天敵オオスズメバチへの対策を。そのほか、巣箱に冬囲いをする準備を始めます。
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- みつばちを守る冬
- 花のない冬、みつばち達は巣箱の中でジッとして出てきません。
養蜂家は、越冬するための餌を与えます。
採蜜期以外の時期にみつばちの管理を行う上で健康なみつばちを育てるため行います。
堀養蜂園の
はちみつができるまで
堀養蜂園では、採蜜からお客様の元に届く商品になるまで、
一つひとつの工程にこだわり製造しています。
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蜂場で貯蔵し熟成させる蜂場に設置した巣箱の蜜が完熟したかを見極めるのがポイント。花の種類によってベストな時期に採蜜します。
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遠心分離機で採蜜蜜刀で蜜蓋を切り、遠心分離機ではちみつを採蜜します。蜜部には粘りがあるので蜜蓋を切る作業は熟練の技を要します。
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漉し器で不純物をろ過はちみつの中には微量の花粉や蜜蝋のかけらが混じっています。ステンレス製の漉し器を通して不純物を取り除いたら一斗缶へ仮保管します。
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一斗缶に充填し貯蔵充填室に移動し、さらに目の細かいゴース布で不純物をろ過したはちみつを一斗缶に充填。気温を厳重に保つ保温保管室にて貯蔵・保管します。
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瓶詰め製品用の瓶に充填していきます。冬場に結晶化してしまったはちみつは、充填の前に溶解器に一斗缶を入れて45度以下で流動状に戻します。※はちみつに含まれる酵素は70度以上で破壊され始めるため50度以下を厳守しています。
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検品出荷前に一つひとつ最終確認を行います。色や味などをチェックし、検品に合格したものだけが商品となります。
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包装・出荷お客様の笑顔を思い浮かべて、一つひとつ丁寧にラベルを手作業で貼り、梱包・出荷していきます。